・その六 ・その七 ・その八 ・その九 ・その拾 ・その拾壱 |
●じょしちゅうがくせえ あるいはレイとアスカのフェチ話 「好きな人が出来たら、その人の髪などに触れたくなると聞いたわ。でも私には、そんな感覚が分からないの……」 「だったら逆に考えてみれば? 誰かのどこかに触れてみたいなぁって思ったことはないの?」 「……碇司令……」 「やっぱりそこに行くわけ? あんたって絶対オジコン――」 「のヒゲ」 「あぁぁーっ、分かる分かる分かるぅっ!!」 ●だんしちゅうがくせえ あるいはシンジとトウジのこだわり話 「いやぁ、ミサトさんとうちのクラスの女どもじゃ、ホンマ月とスッポンや。あんな美人と同居出来てシンジはごっつ幸せ者やなぁ」 「そうでもないよ、中身はものすごくグータラだもん。ミサトさんを知って、女の人に対する夢や希望がちょっと失われてしまった気がする……」 「んー、確かに、嫁はんにするなら料理が上手い女がええなぁ。仕事から帰ってくるとエプロン姿で『お帰りなさい、ご飯出来てるわよ』っちゅうて出迎えてくれる嫁はん……ええなぁ」 「うん、漫画みたいだけど理想の生活だよね」 「『ご飯にする? それともお風呂? それとも……』『勿論お前やぁーっ!』はお約束やな。これだけは絶対譲れへんでぇ」 「う、うん……」 「『あん、駄目よ、こんな時間から……』『ええやないかええやないか』『もう、しょうがない人☆』、後はめくるめく夫婦の営みタイム! 玄関先で靴を脱ぐ間も惜しがりムチューっとぉぉぉ!!」 「あの、トウジ、女子から白い眼で見られてるんだけど……」 →このページのTOPへ →小説一覧へ →HOME |
シリーズ「使徒の順番が違ったら」 Part1 「十五年ぶりだな」 「あぁ、間違いない――使徒だ」 第 三 使 徒イスラフェル、襲来 「二人の完璧なユニゾンをマスターするため、この曲に合わせた攻撃パターンを覚え込むのよ!」 「はあはあ……りょう、かい……」 「あの、綾波……だっけ? その体で特訓なんて無理なんじゃ……」 「へい、き……私……んでも……わり……るもの……」 「満足に喋れてもいないじゃん……」 1日後 「ぐっ……う……はあはあ……」 「綾波、もうやめた方が……」 「ま、まだまだ……」 2日後 「はあ……はあ……」 「綾波、綾波!? 意識ある!? 大丈夫!?」 「……じょう……ぶ……」 3日後 「…………」 「ミサトさんミサトさんっ!! 綾波がとうとう息してませんっ!!」 6日後 「綾波、もう大丈夫なの!?」 「問題ないわ」 「そうなんだ……ネルフの医療ってすごいね。じゃあ、早く特訓の仕上げをしよう。あと一時間もしないうちに使徒がまた動き出すんだってさ」 「使徒? そう、現れたのね」 「う、うん。だからユニゾンを……」 「ユニゾン? それはどういう訓練?」 「……覚えてないの?」 「私は多分、三人目だと思うから」 「……えーっと……」 「ところであなた、誰?」 「終わったな……」 「ああ……」 シリーズ「使徒の順番が違ったら」 Part2 「十五年ぶりだな」 「あぁ、間違いない――使徒だ」 第 三 使 徒バルディエル、襲来 「エヴァンゲリオン零号機は現時刻をもって破棄。目標を第参使徒と識別する。レイを初号機で出せ」 「駄目です! 目標の攻撃でパイロットの搬入ルートが塞がれています!」 「予備は?」 「ようやく本部施設に到着したばかりで、間に合いそうには……」 「……これまでか」 「初手で詰みとはな……」 「目標、セントラルドグマへ直進しています!」 「いかん、ここに来るぞ! 総員退避! 急げ!」 「総員退避! 繰り返す、総員退……うわぁぁぁっ!!」 ――暗転。 「ミサトさん……さっき通りましたよ、ここ」 「だ、大丈夫! 騒がしい方に向かえばそのうち着くわよ!」 シリーズ「使徒の順番が違ったら」 Part3 「十五年ぶりだな」 「あぁ、間違いない――使徒だ」 第 三 使 徒アラエル、襲来 「危険です! 精神汚染、Yに突入しました!」 『父さんっ、僕を捨てないでよ!! 父さん、父さんっ!!』 「心理グラフ限界!」 「精神回路がズタズタにされている……これ以上の過負荷は危険すぎるわ」 「……碇」 「だ、大丈夫だ! ユイが目覚めればきっと……!」 「彼女が目覚めれば、衛星軌道上の目標に対して何をしてくれると?」 「……初号機を回収しろ」 シリーズ「使徒の順番が違ったら」 Part4 「十五年ぶりだな」 「あぁ、間違いない――使徒だ」 第 三 使 徒タブリス、襲来 「使徒、って……超能力者のことですか?」 『超能力者でもイリュージョニストでも人間でもなくて使徒なのよ』 「いや、どう見たって人間ですし。えっと、渚君……?」 「そう、渚カヲル。君と同じ仕組まれた子供。昨日着任したばかりのサードチルドレンこと使徒タブリス。カヲルでいいよ、碇シンジ君」 「あ、僕もシンジでいいよ」 「早速だけどシンジ君、お願いしたいことがあるんだ。この隔壁を破壊してくれないかい? 何分僕は生身なもので無理なんだ」 「じゃあ諦めればいいんじゃないかな……? それよりカヲル君、僕を連れてきた葛城さんがさっきから『裏切ったわね裏切ったわね私の気持ちを裏切ったわね!』って怒ってるんだけど」 「ガラスのように繊細だね、彼女の心は」 「何を言ってるのか分からないよ……」 「好きってことさ」 「痴話喧嘩なら迷惑にならない形でやろうよ……」 「4五金、と……」 「冬月、呑気に将棋を指すな」 「お前こそ『シュ○シュガ○ーン』を読むな」 →このページのTOPへ →小説一覧へ →HOME |
【前回までのあらすじ】 サードチルドレン・渚カヲルは、ゼーレから送り込まれた使徒だった! フォースチルドレンとして父に呼ばれた碇シンジは、カヲルと対峙。和解に成功する。 「……ただいま」 「お帰りなさい……」 ひしと抱き合うカヲルと葛城ミサト。それを見つめるシンジとネルフメンバーの胸に去来するものは――。 サードなカヲル君とフォースな僕 #2' 「本部で一人暮らしなんてよくないわよ。あなたも私の家に来なさい」 「でも葛城さんはもうカヲル君と暮らしてるそうじゃないですか」 「大丈夫! まだ押し入れがあるわよ!」 「お、押し入れ……」 3日後 「リツコさん……転居の手続きをお願いしていいですか……?」 「大体想像はつくけど、申請の理由は?」 「新婚家庭同然の家に、好き好んで居候したいとは思いません……」 「ミサトは大学時代、“一週間引きこもり伝説”をつくった女だからね……同情するわ。じゃあ、手続きをしておくわね」 「あの、出来れば父さんと一緒に住みたいんですが……」 「あら、どういう心境の変化?」 「愚痴をぶちまけたいんです」 【前回までのあらすじ】 使徒な同僚、だらしない上司、諸悪の根源な父親を抱えて、シンジの戦いは今日も続く! サードなカヲル君とフォースな僕 #3' 「第四の使徒襲来……意外と早かったわね」 「委員会から、エヴァンゲリオンの出動要請が来ています」 「シンジ君、出撃よ」 「は、はい。って、カヲル君は?」 「あぁ、僕は無理なんだ。零号機とも初号機ともシンクロ出来ないからね」 「カヲル君……聞いていい? 君、何のためにいるの?」 【前回までのあらすじ】 ついにシンジ待望の弐号機がやってきた。これでカヲルも出撃可能になるらしい。 渋るミサトを「次の戦闘は是非カヲル君で!!」と説き伏せるシンジ。正規パイロットのことは彼の念頭になかった。 サードなカヲル君とフォースな僕 #8' 「あ、お帰り、カヲル君」 「ただいま、シンジ君。いやぁ、加持さんという人に会ったんだけど、『ミサトさんは毎晩僕を蹴飛ばすんですよ』って言ったら哀愁を漂わせながら去っていったよ。何だったんだろうね」 「それより海上で戦闘があったんだって? よく大丈夫だったね」 「うん、ちょうど弐号機を見せてもらっていた時だったから。セカンドの予備のプラグスーツも借りられたし。似合っているかな?」 「写メらないでよ、こんなの!!」 「B型装備での海上戦闘は危険だから、僕が遠隔操作して倒してきたよ」 「プラグスーツの意味ないじゃん!!」 →このページのTOPへ →小説一覧へ →HOME |
「反射神経を養うにはゲームも良い刺激になると言われたわ。ゲームセンターというところに連れて行ってほしいの、碇君」 「それ吹き込んだの、ミサトさんでしょ……? いや、うん、いいよ。一緒に行こう」 ゲーセンに行こう 〜あの子はクールなガンナー編〜 (状況設定は適当です) 「射撃ゲーム……確かにこれは訓練になりそうだわ」 「まぁ、あまり堅苦しく考えないで、気楽にやってみるといいよ」 GAME START ズキュン、ズキュン、ドシュン、バキュン。 「あっ、駄目だよ、民間人は撃っちゃ。犯人だけを狙わないと」 「周りに被害を出さないように戦わなければいけないということね?」 「そうそう」 「艦船上を好き勝手に跳びはねながら戦うのは、味方に大迷惑だからやめろということね?」 「微妙な個人攻撃を感じるけど、そういうことだよ……」 「碇君、次は模擬格闘訓練機について教えてほしいの」 「要は格ゲーだよね? さっきの射撃ほど訓練にはならないと思うけどなぁ」 ゲーセンに行こう 〜俺より強い奴に会いに行く編〜 「これがス○U’だよ。レバーで動かして、六つのボタンで弱・中・強のパンチ、キックを繰り出すんだ。決まった順番で入力すると必殺技も出るんだよ」 「必殺技……必ず殺す技」 「いやっ、実際に殺すわけじゃないからっ! 本当に真っ二つにするのはサ○スピくらいなものだからっ! え、えーと、それじゃまずキャラ選択をしようか。綾波、どのキャラクターでやってみたい?」 「この人」 「……聞いていい? 何で迷うことなくサガットなの?」 「ウエイトのある方が有利だし、私が修めるべき打撃格闘に通じていそうだから」 ※こういうキャラです → 「あ〜、負けた! これで僕の五戦三敗かぁ。綾波、強いね。今日が初めてとは思えないよ」 「反射的に操作をしているうちに必殺技が出るの」 「勘がいいのかな。もう一回やる? それとも別のゲームをやってみる?」 「せっかくだから別のものもやってみたい」 「分かった。じゃあ、ちょっと趣向を変えてコレにしようか?」 ゲーセンに行こう 〜何人が話についてこられるんだ編〜 「……サイキッ○フォースでは僕、バーンを使うんだ。まぁ、どのゲームでも大体主役のキャラを使うんだけどね。面白みのない奴ってよく言われる」 「そう」 「トウジはソニア。色っぽい女性キャラが好きだからねぇ。ケンスケはウォン使い。やり込んでいてすごく強いよ」 「そう」 「カヲル君は、光を武器にするのが面白いからってエミリオを気に入っているんだ。アスカはキースが使えないもんだから――ボスだから当然なんだけど――ウェンディを使ってる」 「そう」 「……綾波は……ゲイツなんだね……」 「何故泣きそうな顔をしているの?」 「目から心の汗が出そうなだけだから気にしないで……」 ※公式の画像はなかったのでPS版サイ○ックフォースのOP映像を(一応直リンクは避けておきます)。 赤いのがバーン、青いのがキース、ピンクの髪がウェンディ、羽っぽいのを生やしているのがエミリオ、ボディスーツ女性がソニア、黒髪眼鏡がウォン。ゲイツは雨の墓地のシーンで出てくるキャラです。 http://jp.youtube.com/watch?v=2PZXGqMBsJM 「綾波……帰りにちょっと本屋に寄ってもいい?」 「ええ。今度は私が付き合うわ」 ゲーセンに行こう 〜アイドルを探せ編〜 「実は綾波に聞きたいことがあって寄ったんだ。この本屋に並んでいる雑誌の中から、綾波が好ましいと思う男性を選んでみてくれないかな?」 「目的がよく分からないけれど……今日は碇君にたくさんお世話になったから、やってみるわね」 ●芸能雑誌コーナー 反応無し ●男性向けファッション誌コーナー 反応無し ●スポーツ雑誌コーナー 反応有り 「これ。この男性はいいと思う」 「ラグビー選手……? よかったら根拠を聞かせてくれる?」 「ヒトに限らず生物の最重要使命は、より優れた遺伝子を子孫に残すこと。優れた遺伝子というものの判断基準は複数あるけれど、外見だけで判断出来る基準となると、肉体の頑健さ。病気を容易には寄せ付けないような逞しい肉体が望ましい。その点で彼はとてもふさわしく…… 碇君? 碇君、どうしたの? ○| ̄|_な体勢になってしまって」 綾波レイ 好みのタイプはラオウ様 「せめてケンシロウ……」 「ケンシロウは馬に乗っていないから」 →このページのTOPへ →小説一覧へ →HOME |
【前回までのあらすじ】(詳しくはその七、その八を御覧ください) 第八の使徒は二体に分裂した。これに対しネルフはユニゾン作戦を立案する。 選出されたパイロットは碇シンジと渚カヲル。 二人の戦いが今始まる! 「私の立場は!? 私の出番は!?」 「知らない」 その頃惣流・アスカ・ラングレーと綾波レイは学校に通っていた。 サードなカヲル君とフォースな僕 #9' 「ミサトさんのことだから、面白がって僕と惣流を組ませるかと思ったよ。そういう意味ではよかったー、カヲル君とで」 「僕としては少し寂しくもあるな。こうやってベッドに一人で寝るのは久しぶりすぎて、変な感覚でね……。人肌が恋しいよ」 「僕はもう慣れたけどさ、学校でそういうこと言うのやめなよ? ミサトさんが警察に連れて行かれても知らないから」 「ふむ、確かにそれは困るね。気を付けるよ。ところでシンジ君、そっちに行ってもいいかい?」 「激しくお断りするよ」 【前回までのあらすじ】 ――今度こそ私が出撃する。 主張をようやく通してもらえたアスカだが、待っていたのは丸々としたD型装備。 現実は非情であった。 サードなカヲル君とフォースな僕 #10' 「やあ、シンジ君、お疲れさま。聞いたよ、マグマに飛び込んでセカンドを助けたんだって? 素晴らしい勇気だ。賞賛に値するよ」 「そ、そんなことないよ。それよりカヲル君も温泉に来たんだ?」 「楽しみは皆で平等に分かち合うべきだというミサトさんの配慮のおかげでね」 「へえ、粋なことをしてくれるね。わ、ペンペンまで。よかったねぇ、本物の温泉だよ」 「ちなみに本部ならファーストが護っているから心配無用さ」 「平等じゃないじゃん、それっ!!」 【前回までのあらすじ】 母さん、草葉の陰でお元気ですか。最近エヴァの中で会ったような気もしますが。 命日に報告した通り、僕は今、色々あって父さんと暮らしています。母さんの生前から「メシ」「風呂」「寝る」な人だったのでしょうか。よく結婚したものだと尊敬します。 学校は楽しいです。友達も出来ました。友達というか何というか、同世代で同性だから必然的に僕が一手に引き受けざるを得ない相手も出来ました。 落ち込んだりもしたけれど、存分に落ち込んでもいられないほどツッコミに忙しくて一応僕は元気です。 サードなカヲル君とフォースな僕 #17' 「フィフスチルドレンがトウジ!?」 「らしいよ、ミサトさんから聞いたんだ。シンジ君には教えておいた方がいいかと思ってね」 「トウジかぁ……よかった、まともな仲間が出来そうだ」 「ひどいなぁ、シンジ君。ファーストとセカンドが聞いたら怒るよ?」 「僕は主に君に対して言ったんだけどね」 →このページのTOPへ →小説一覧へ →HOME |
君のテレフォン・ナンバー6700 〜第三と第一編〜 「あ、綾波、僕だけど」 『僕という知り合いはいないわ』 「ごめん、碇だよ」 『碇司令?』 「……シンジです。って、発信者名を見れば分かるでしょ!?」 『あなたを殺して誰かが携帯を奪った可能性も否めないもの』 「そんな物騒な……」 『用件は?』 「……今日更新されたカードをこれから届けに行くから、と言おうとして……」 『そう、分かったわ。待ってる』 「うん、それじゃ……」 通話を切った後、携帯を手にしばしシンジは黄昏る。 「何で電話一つでこんなに疲れなきゃならないんだろ……」 君のテレフォン・ナンバー6700 〜作戦部長と技術部長編〜 「あ、リツコ? 私。実はちょっとお願いが……」 『お金を貸してくれって?』 「うっ! な、何で分かったの!?」 『一つ、給料日前なのに結婚式の招待があった。一つ、人が止めたにも関わらず三次会、四次会までなだれ込んだと聞いた。一つ、付き合ってくれた相手が加持君じゃ、あなたは意地でも割り勘にしたに違いない。以上による初歩的な推理よ、ワトソン君』 「さっすがリツコ、すごいわー! それで五千円でいいんだけど――」 『ダーメ。半分以上自業自得でしょ、お断り』 一方的に切られる通話。 「何よー、ちょっとくらい情けをかけてくれたっていいでしょ! 鬼、悪魔、冷血漢!」 携帯に向かってミサトが恨み言を吐いたちょうどそこへ電話がかかってくる。 『今、鬼、悪魔、冷血漢とか思ってなかった?』 「……リツコ様、お願いですからどうかお慈悲を……」 君のテレフォン・ナンバー6700 〜総司令と副司令編〜 「……冬月、私だ」 『この電話は盗聴されています。機密保持のため回線を切らせていただき――』 「おいっ、何の真似だ!」 『あぁ、碇だったか。いや、すまんすまん。時折無理難題を吹っかけてくる者がいてな、厄介だから自動的に回線を切れるよう設定していたところだったんだ。それで、何の話だったかな?』 「……お前がそのつもりなら私にも考えがある。秘蔵のユイアルバムは没収させてもらうぞ」 『なにぃっ!? その存在をどこで……ま、待て、碇、話し合おうでは――』 問答無用で通話を切って、別の番号にゲンドウはかける。 「保安諜報部か。頼みたい仕事が一件――」 『この電話は盗聴されています。機密保持のため回線を切らせていただき――』 「お前達もかっ!」 →このページのTOPへ →小説一覧へ →HOME |